ほんのりと怖い話。

ほんのりと怖い話を日々更新して逝きます。

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イッケンヤ

イッケンヤ
以前一軒家を購入するため、不動産屋と30軒以上の家を見てまわった。
安い家が希望だったのだけど、そういう安い中古物件にはやっぱりいろいろ
理由があるもので・・・。
買ったとたんに亡くなる人続出の物件とか、1週間以内に人が退去する家とか。
不動産屋いわく「特に三角形の土地はダメですよ。うちの会社にもありますけど、
お客さんには紹介してません」。

別の不動産屋に連れて行かれた家はまさに三角形の土地。しかも建物も三角形。
築浅できれいなんだけど、床が歪んでるわけでもないのに歩きにくい。日当たり
はいいのに家の中はやけに薄暗く、住み辛そうな間取りも気になった。
庭に面した大きな窓は開かない。「いつもは開くんですが」と言ってたが、
男二人がかりでも開かなかった。二階を見たいというと「それはちょっと」
とその家の人が言いよどむ。不動産屋も困ってしまいその日は帰る事に。
家を出て振り返ると、二階の窓から人が見下ろしている。病気か何かで寝てる
人がいたから二階に上がるの断られたのかと思っていたら、隣にいた不動産屋
が腕を引っ張って「この家はもういいですから、次に行きましょう」と言う。
結局その家にはその後行ってないのだが・・・。なんだったんだろ?

けど、その不動産屋に次に紹介された物件は、更に妙な家だった。

妙というより明らかに変な雰囲気の家。周りは普通の住宅地なんだけど、その家だけ
靄がかかってるような感じで。「中を見たい」と不動産屋に言ったら、「それは明朝
にしましょう」と。まだ夕方とはいえ陽は高く明るかったのに。

とりあえずその時は帰ったが、夜になってから連れともう一度その家を見に行った。
昼間見た時とはまったく別の家のようだった。街灯の明かりに照らされない、真っ黒な
家のシルエットだけ。見てるだけで吐き気をもよおすような不気味さ。
「人が住んでないからそんなふうに思うのだ」と考えてたが、吐き気と寒気で立って
いられなくなり車に戻った。しばらくしても具合は良くならず、連れに車の運転を
まかせて帰ることにした。帰る前にその家の周辺を車で回ったら、その家の真後ろの
建物は病院だった。どうして昼間来た時わからなかったのか? 廃業した病院なのか
どうかも外観からはわからなかった。
自分も連れも、その家を買う気は失せていた。
そして次の日の朝。

自分は前夜からの寒気と吐き気が治まらず、連れが一人で不動産屋に断りに行った。
以下は連れから聞いた話。

朝9時過ぎに例の家に到着。霧が濃くて周囲の家がよく見えないほど。
不動産屋は既に玄関前に立っていて、鍵束を出しながら「さあ、入りましょうか」。
連れはこの家を買う気はない旨を伝え帰ろうとしたが、不動産屋は「せっかく来た
んですから、とりあえず中を見てください」と譲らない。そんなやりとりを続けて
いると霧の向こうから「お前ら、いいかげんにしろよ」と、男性の声がした。
はっとして門の方を見ると、いつの間にか霧の中に十数人の人がいてこっちを睨んで
いる。どうやらこの近所の人達らしい。閑静な住宅地なので声が響いてうるさかった
のかと連れが謝ると、彼らは口々に
「そんな事じゃないんだ」
「もうこの家と係わり合いにはなりたくない!早く帰って!」
「面倒はごめんなんだよ!」
とわめきはじめた。連れが不動産屋を振り返って、これはどういう事かと訊ねたが
オドオドした様子で「自分は知りません。何も知りませんから」と言うばかり。
連れは「この家は、絶対、買わない」と念を押して帰って来た。
それ以降、その不動産屋からの連絡はない。
もちろん、こちらからも連絡はしてないし、例の住宅地へも行っていない。
けど、あれはいったい何だったのかと未だに連れと話すことがある。
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  1. 2005/05/31(火) 18:29:31|
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ザシキロウ

http://www.geocities.jp/anasimizu/zasiki.html

「これからご覧いただく作品は、一部過激な表現が含まれております。
お子様とご一緒にご覧いただいている保護者の方、
ならびに、ご覧になる皆様は、本作品についての作者の意図、
そして作品の背景を考慮しながらご覧いただければと思います。」
  1. 2005/05/29(日) 18:28:44|
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トオリヌケ

試験の期間中で、朝方まで勉強していました。
でもさすがに全く睡眠をとらないのはつらいので
少し寝ようと思いました。

私が勉強していた部屋の隣の部屋を父、母、弟が普段から
寝室として使っていました。私は自分の部屋のベッドに寝てしまうと
起きる自信がなかったので、寝ている弟の足を枕にしてタオルケット
だけ掛けて横になりました。部屋は2階です。もう辺りは明るくなりはじめていました。
4時半ころだったと記憶しています。横になってもすぐには寝付けずにいました。

1階で物音がしました。そして階段をゆっくりと上ってきました。
私は父が仕事から戻ったんだと思い、驚かしてやろうとタオルケットを
被って寝たふりをしました。父の仕事はその時間に戻るのが当たり前で
勉強しながら、そろそろ帰ってくるなぁとチラッと思ったりしていたので
本当に父が帰ってきたと思い込んでいました。

古い家だったので誰かが階段を登ってくると ミシッミシッと振動を感じます。
音も父が登ってくる音と変わりません。でもその音のヌシが部屋に入ってくるぞ
という時に金縛りにあいました。うわぁ~と何だ!って思ったけど声も出ないし
。気配では男。声が聞こえる。でも聞き取れる言葉ではないんです。
低い声で念仏とも違うし何語でもない。意味があるとは思えない言葉を
ぶつぶつ言いながら横になっている私をまたいで止まりました。起きているのが
バレた~と思いました。そうしたらタオルケットを被っている上から私の首にゆっくり
手を置き、締めるのかと思いきやふっと手を離して窓から外へ出て行きました。

何だったんだろう?部屋は2階だし 家の裏は大きな霊園だったので
通りぬけでもされたんだろうか?
  1. 2005/05/28(土) 18:28:02|
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トイレ

従妹は私と同い年だ。
小学校低学年の頃、体験談として聞かされた話がある。
当時、従妹は怖い話が大好きで休み時間はいつも友達と怖い話を持ち寄っていたらしい。
仮に従妹の友達をAちゃん、Bちゃん、Cちゃんとする。
休み時間、早くみんなの怖い話が聞きたいと急きながら従妹はトイレへ向かった。
早めに済ませて個室のドアを開けた瞬間、水音に紛れ声が聞こえたらしい。
「す」、と女の子の声で一文字だけ。
しかし一文字しか聞き取れなかったせいか気のせいだと従妹は教室へ帰った。
その日の帰り、トイレへ行ったBちゃんとCちゃんを教室でAちゃんと待っていた。
と、BちゃんとCちゃんが慌てて戻ってくる。
B「今トイレで声聞いたの!」
従妹「え…?」
C「私は「て」、Bちゃんは「け」って!女の子の声が…」
それを聞いてあの声は気のせいではなかったと従妹も打ち明けた。
従妹「私も聞いたよ。「す」って言葉…」
ここまでは『私たちもしかして霊体験しちゃったんじゃないかな』と盛り上がっていたがAちゃんの言葉に固まってしまった。
A「私、朝トイレ入ったとき聞いたよ。聞き間違いかと思ってたけど。…「た」って言ってた」
トイレへ行った順に並べれば



「た」 「す」 「け」 「て」
  1. 2005/05/27(金) 18:27:07|
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シニガオ

GOOGLEのイメージ検索で『死顔』と検索したら、自分の顔写真があったと兄がいってました。
兄が交通事故死する、ひと月ほど前の事です。
その後私もイメージ検索してみましたが、そんな写真はありませんでした。 
  1. 2005/05/23(月) 18:26:20|
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チダマリ

私が中学生の頃、4階建てのアパートに住んでたときの話。

ある夜、夢の中に自分の住んでるアパートが出てきた。
そしてその4階から、私の知らない女の人が突き落とされて、
アパートの玄関口前のコンクリートに落ちて血を流しながら死んだところで目が覚めた。

私は普段から、人が死んだりする悪夢を見ることがすごく多くて、
そのときも「また悪夢か…」って程度にしか思わなかった。

でも、それから学校に行こうとして家を出て、アパートの玄関口の前を通ったとき、
夢の中とちょうど同じ場所に、昨日までなかったはずの血だまりがあった。

ただの偶然なんだろうけど、ほんのり不気味だったな。
  1. 2005/05/22(日) 18:25:13|
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シャシン

小学校のとき、担任だった教師。性格がとにかく悪かった。
自分の子供と俺たち生徒を比較して、私の子供は君達みたいな子には育てないだとか、
とにかく奴は自分の息子を溺愛し、俺たちと比較するのが好きな奴だった。

特に俺なんかは出来が悪くバカだったので、いつもいたぶられていた。
こんな問題も出来ないの、とか、とにかくいろいろ言われて頭に来ていた俺は、
教師の机の中身のものを滅茶苦茶にしてやろうと考えた。
(当時俺たちの小学校では、教室に教師の簡易机みたいなものがあった)

休み時間、その日は曇天にもかかわらず、殆どの奴は運動場に出かけたり、
別のクラスに言ったりで、残ってる奴は珍しくいなかった。
教師の机の引出しを開けた俺は、綺麗に整理されたノート、
カラーごとにきちんとまとめられたペンなどが目に入り、
とにかくこれを滅茶苦茶に荒らしていた。

ふと、一番下のノートのに、裏向きに写真が挟まっていた。
家族の写真だろう、と直感した俺は、この写真もパクってやるか、と写真をひっくり返した。
その写真に写っていたのは、担任と夫らしき人物、そして小学生ぐらいの子供。
猛烈に震える俺の手。心臓の音が聞こえるようだった。


写真の子供の顔が、火であぶられていた。


黒ずんだ子供の顔。焦った俺がノートを落とすと、
ノートの間から何枚も写真が出てきた。
どれも子供の顔だけが火であぶられていた。

はっと気配を感じて廊下側を見ると、廊下側のガラスの向こう。
すりガラスのせいで姿は見えなかったが、直立姿勢で立っている影があった。
俺は担任と直感し、窓から飛び降りた。一階だったのが助かった。
そして俺は隠れてクラスを見ていた。
(教室側からは死角の、いい位置があったのだ)


誰もいない教室で、担任はマッチを使って写真を炙り始めた。


そこまで見ると、俺は猛ダッシュで運動場に行き、友達と合流して遊んだ。
他の誰か(生徒)がイタズラをしたんだろう、という俺の考えは間違っていた。

怖いのは、今考えても、そんな事をする理由がわからないのだ。
夫婦の仲が極端に悪いとかで、写真の中の「夫の顔」をあぶるならまだ分かる。

だがなぜ子供の顔なのか?あんなに自慢していたのに。


小学校のときだから記憶があやふやな面もあるのだが、
幽霊よりも怖いものがあると知ったあの夏。
  1. 2005/05/20(金) 18:24:08|
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ハトノス

昔住んでたマンションのベランダに鳩が巣を作っていた。
結構人懐っこい鳩で俺は毎日可愛いな~と思って見ていた。

ある日鳩が卵を産んだ。

可愛い子供が生まれてくるのを俺も鳩も楽しみにしていた。
それを見た母親が言った。「子供なんか生まれて繁殖したらかなわんわ」と。
そして母は卵を巣ごと投げ捨てた。
「大丈夫、下は草むらやからクッションになって卵は無事やって。」母はそう言った。

俺が下を見ると野良猫が割れた卵を食べていた。
  1. 2005/05/19(木) 18:23:11|
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