ほんのりと怖い話。

ほんのりと怖い話を日々更新して逝きます。

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アナウンス

私は、夢をみていました。昔から私は夢をみている時に、たまに自分は今、夢をみているんだと自覚する事がありました。
この時もそうです。何故か私は薄暗い無人駅に一人いました。
ずいぶん陰気臭いを夢だなぁと思いました。
すると急に駅に精気の無い男の人の声でアナウンスが流れました。
それは
「まもなく、電車が来ます。その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ~」
と意味不明なものでした。
まもなく駅に電車が入ってきました。それは電車というより、よく遊園地などにあるお猿さん電車のようなもので数人の顔色の悪い男女が一列に座ってました。

私はどうも変な夢だなと思いつつも、自分の夢がどれだけ自分自身に恐怖心を与えられるか試してみたくなりその電車に乗る事に決めました。本当に恐くて堪られなければ、目を覚ませばいいと思ったからです。
私は自分が夢をみていると自覚している時に限って、
自由に夢から覚める事が出来ました。

私は電車の後ろから3番目の席に座りました。
辺りには生温かい空気が流れていて、本当に夢なのかと疑うぐらいリアルな臨場感がありました。
「出発します~」とアナウンスが流れ、電車は動き始めました。これから何が起こるのだろうと私は不安と期待でどきどきしていました。
電車は ホームを出るとすぐにトンネルに入りました。
紫色ぽっい明かりがトンネルの中を怪しく照らしていました。

私は思いました。(このトンネルの景色は子供の頃に遊園地で乗った、スリラーカーの景色だ。この電車だってお猿さん電車だし結局過去の私の記憶にある映像を持ってきているだけでちっとも恐くなんかないな。)

とその時、またアナウンスが流れました。
「次は活けづくり~活けづくりです。」
活けづくり?魚の?などと考えていると、急に後ろからけたたましい悲鳴が聞こえてきました。
振り向くと、電車の一番後ろに座っていた男の人の周りに四人のぼろきれのような物をまとった小人がむらがっていました。
よく見ると、男は刃物で体を裂かれ、本当に魚の活けづくりの様になっていました。
強烈な臭気が辺りをつつみ、耳が痛くなるほどの大声で男は悲鳴をあげつづけました。
男の体からは次々と内臓がとり出され血まみれの臓器が散らばっています。

私のすぐ後ろには髪の長い顔色の悪い女性が座っていましたが、彼女はすぐ後で大騒ぎしているのに黙って前をを向いたまま気にもとめていない様子でした。
私はさすがに、想像を超える展開に驚き、本当にこれは夢なのかと思いはじめ恐くなりもう少し様子をみてから目を覚まそうと思いました。

気が付くと、一番後ろの席の男はいなくなっていました。しかし赤黒い、血と肉の固まりのようなものは残っていました。
うしろの女性は相変わらず、無表情に一点をみつめていました。

「次はえぐり出し~えぐり出しです。」
とアナウンスが流れました。

すると今度は二人の小人が現れ、ぎざぎざスプーンの様な物でうしろの女性の目をえぐり出し始めました。
さっきまで、無表情だった彼女の顔は、痛みの為ものすごい形相に変わり、私のすぐ後ろで鼓膜が破れるぐらい大きな声で悲鳴をあげました。
眼かから眼球が飛び出しています。血と汗の匂いがたまりません。
私は恐くなり震えながら、前を向き体をかがめていました。
ここらが潮時だと思いました。
これ以上付き合いきれません。しかも、順番からいくと次は3番目に座っている私の番です。
私は夢から覚めようとしましたが、自分には一体どんなアナウンスが流れるのだろうと思い、それを確認してからその場から逃げる事にしました。

「次は挽肉~挽肉です~」とアナウンスが流れました。最悪です。どうなるか、容易に想像が出来たので神経を集中させ、夢から覚めようとしました。(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)いつもはこう強く念じる
事で成功します。急に「ウイーン」という機械の音が聞こえてきました。
今度は小人が私の膝に乗り変な機会みたいな物を近づけてきました。たぶん私をミンチにする道具だと思うと恐くなり、
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)と目を固くつぶり一生懸命に念じました。
「ウイーン 」という音がだんだんと大きくなってきて、顔に風圧を感じ、もうだめだと思った瞬間に静かになりました。

なんとか、悪夢から抜け出す事ができました。全身汗でびしょびしょになっていて、目からは涙が流れていました。
私は、寝床から台所に向かい、水を大量に飲んだところで、やっと落ち着いてきました。
恐ろしくリアルだったけど所詮は夢だったのだからと自分に言い聞かせました。

次の日、学校で会う友達全員にこの夢の話をしました。でも皆は面白がるだけでした。所詮は夢だからです。
それから4年間が過ぎました。大学生になった私はすっかりこの出来事を忘れバイトなんぞに勤しんでいました。

そしてある晩、急にまた始まったのです。
「次はえぐり出し~えぐり出しです。」あの場面からでした。私はあっ、あの夢だとすぐに思いだしました。
すると前回と全く同じで二人の小人があの女性の眼球をえぐり出しています。
やばいと思い (夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)とすぐに念じ始めました。。。。。。
今回はなかなか目が覚めません。(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)。。。。。。。。

「次は挽肉~挽肉です~」

いよいよやばくなってきました。「 ウイーン 」と近づいてきます。(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ、覚めてくれ)
ふっと静かになりました。どうやら何とか逃げられたと思い、目をあけようとしたその時

「また逃げるんですか~次に来た時は最後ですよ~」

とあのアナウンスの声がはっきりと聞こえました。
目を開けるとやはり、もう夢からは完全に覚めており自分の部屋にいました。
最後に聞いたアナウンスは絶対に夢ではありません。現実の世界で確かに聞きました。私がいったい何をしたと言うのでしょうか?

それから、現在までまだあの夢は見ていませんが次に見た時にはきっと心臓麻痺か何かで死ぬと覚悟しています。
こっちの世界では心臓麻痺でも、あっちの世界は挽肉です。。。。。。
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  1. 2005/07/31(日) 16:07:04|
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サカエルイエ

友人から聞いた話である。
この友人の名を仮に瀬倉とする。
瀬倉が中学校の頃のこと。
瀬倉には川中という友人が居た。
この川中とは中学校に入ってからの友人だったのだが、気が合うことも多く、いつしか親友と言える仲になっていた。
ある日川中は瀬倉の家に遊びに来た時、瀬倉の弟妹を見て、
「いいなあ。俺も下の兄弟欲しいけど、できないからなあ」
そう漏らした。
「できない?」
「できないって言うか、つくれないって言うか……。変な話なんだけど、家の決まりなんだよ。お前になら話してもいいか……」
瀬倉は両親の体質のことか何かだろうと思ったが、そうではなかった。
川中は、自分の家のことを話し始めた。
瀬倉も承知のことだが、川中の家は市内ではわりと古い家、いわゆる名家旧家の類に属した。
昔ながらの土地持ちで、戦後の農地改革で少し没落したが、それでも代々栄えた家だった。
「……俺のじいちゃんの話なんだけどさ、俺の家が昔から金持ちで居られたのは、守り神様のおかげだって言うんだよ」
川中家には、富をもたらす神様が降りてくる。
それが昔から川中の家には伝えられていた。
どんな姿でやってくるかと言うと、何人か生まれる子の中に宿って降りて来るらしい。
その神を宿した子供はすぐにわかる。
いわゆる精神薄弱児なのである。
必ず一代に一人、生まれてきた者の中に、ただ奇声を発して歩き回るしか出来ない子がいたという。
その子供は屋敷の奥の部屋にひっそりと住まわされ、普段は外に出されることはなかった。
しかし、神を宿した子供ということで大切に扱われ、戦中の食料に困ったときも、その子供にだけはきちんとした食事を摂らせていたらしい。
「実際、何年か前に死んだ俺の叔父さんも、知的障害だったんだけどさ……」
川中はどこか不満気に話を続けた。

「それで、父ちゃんも母ちゃんも、俺の次に生まれてくる子がそういう子だったら可哀想だから、子供をつくるのはやめておこうって。馬鹿だろ? 神様とかそんなの、単なる偶然だろうに。つうか、じいちゃんの作り話だろ、どう考えても」
「お前のじいちゃんは、父ちゃんとかに何て言ってるの?」
「守り神様がいなくなったから子供をつくれって、ちょっと前まで言ってたよ。でも父ちゃんと母ちゃんが説き伏せた。守り神様がどうってのはともかく、俺はじいちゃんに賛成だったのにな。俺も兄弟欲しいよ……」
川中はその日、瀬倉の弟妹を交えて遊び、帰っていった。
それから数ヶ月後、冬のある日、川中が死んだ。
死因は心臓麻痺。見ていた人によると、朝の通学中突然ふらりと倒れ、そのまま動かなくなってしまったという。
瀬倉は親友の死に泣きに泣いた。
二年、三年と時が過ぎ、瀬倉も高校に進んで、親友を失った悲しみも癒えた頃、川中家の話が耳に入ってきた。
川中家は、後継ぎの突然の死に、やむにやまれず新しく子供を作ることにした。
川中が死んで一年後には、川中の妹にあたる子供が生まれていたのだが、その子がどうやら精神薄弱児であることがわかった。
後継ぎのためにさらに一人子供を作るであろうという話だった。
瀬倉は大学進学のために実家を離れてしまったので、その後生まれた子がどんな子か見ることはなかったが、親に聞くことができた。

「弟の方は、外に出て遊んだりしてるらしい。弟の方だけな」

可愛い男の子が生まれ、最近は公園で遊んだりと、すくすく育っているという。
「俺、何回かだけど、川中の家に行ったことがあるんだ。……古い家の、独特の雰囲気がある家だった。
奥の方までずっと続いてて、昼なのに薄暗くて見通せなくてさ……ちょっと不気味だったよ。
……あの子……川中の妹も、あの家の奥でずっと生きるのかな……ちょっと可哀想だよな……」
瀬倉はさらに言った。
「もしかして、神様は自分が降りてくる子供を作らせるために、川中を殺したのかな……?」
確かに、川中が死んだことにより、川中の両親は子供を作らなければならなくなったのだ。
偶然かも知れないが、ただ偶然と言うには不気味だった。
川中の家は、かつての勢いはないが、今もそれなりに栄えているという。
  1. 2005/07/30(土) 15:52:43|
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フシギナカンジョウ

私はたまに赤ちゃん見るとそんな感情になる。
特に落ち込んでるとき、赤ちゃんが2匹くらいハイハイしてるの見ると
襟足つかんでぶらさげて上からぶん殴ってビービー泣かせたいという
感情に襲われて、自分で寒気がする。
  1. 2005/07/29(金) 15:49:04|
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シラナイセンセイ

夢で中学の頃の教室にいた。
知らない教師が教室に入ってきた。
「皆さん、今日は夢なので楽しみましょう」とか言い出した。
教室どんちゃん騒ぎ、ここまでは良かった。
いきなり教師が「夢なのでこんなこともできます」と言って女の子を先のとがったチョークで刺し殺した。
何故か教室はそれでも盛り上がっていた。
俺は怖くなって逃げ出した。
外をひたすら走っていたら、目の前にその教師が現れて
「どうして逃げるのです、夢なのに。」
と言って走るのではなくスライドみたいな感じ(足は動いていない)で追いかけてきた。

俺は逃げまくった。
家に帰って事情を説明しても親は「夢なんだから良いじゃん」
とか言って笑っている。
たまらなくなって友人に電話した。
するとあの教師がでて「どうして逃げるのです、夢なのに。」
と言う。
走って走って、気が付くと行き止まりに追い込められたところで目が覚めた。

でも怖かったのはその後だった。

目が覚めていつもの自分の部屋にいて、ほっとしていた。
でも急にものすごい眠気に襲われて、目をつぶった。
その瞬間夢に入った……
驚いて目を覚ました。
夢の中の自分の目の前であの教師が待っていた。
先のとがったチョークを持って立っていた。この強烈な眠気はあいつが出しているのか、目が勝手に閉まろうとした。
俺は体を無理矢理起こしてブリトラの曲を流してそのまま起きてて、今に至る。
怖くて寝れない…
  1. 2005/07/28(木) 14:52:30|
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シケイ

まず、刑務官のお迎えの言葉は「お別れの時がきました」で 大体朝の8時程に迎えに行きます。
その後、死刑囚は遺言状や持ち物の整理などをあわただしく行います。
最後の食事は好きな物を何でも食べさせてくれるわけではなく、
まんじゅうのようなお菓子がでます(ちなみにアメリカでは本当に何でも食べさせてくれ、ステーキ20枚食べたとかハンバーガー30個食べたとか豪快な話しがあります)
執行の前の最後のお祈りはキリスト教も仏教も設備があり自由です。
また刑の執行は午前10時が慣習です。
そして、執行室はカーテンでしきってあるわけではなく専用の室になっており、
そこに入るとすぐに死刑囚はすぐに白い布を顔にまかれ、両腕を前にして縛られます。
締首刑の設備は台ではなく、段差のない床でその上にロープがあり地下に落ちるわけです(昔は階段式だったが暴れる死刑囚などがいるので刑務官の負担軽減のため) 。
そして、死刑囚は二人の刑務官に両脇から腕をくまれてロープまで誘導され、
首にロープを巻き、両足を膝の上あたりで縛られ、地下に落とされます。
なお、締首設備は今はレバー式ではなく、別室で三人の刑務官がボタンを同時に押します
(刑務官の執行の負担軽減のため)
下には医者と数人の刑務官がいて刑務官が暴れる死刑囚の体を抑え医者が脈を計って、
死亡時間を正確に記録します。 だいたい5分くらいです。
さらに死刑囚が蘇生しないように死亡確認後も20分はぶら下げておきます。
それから死刑囚の体をおろし、口から出た舌や体中から出た汗や汚物を拭いて
キレイにしてあげてから、棺桶に入れます。

死刑執行に立ち会う刑務官は、その死刑立会い手当で酒を飲みます。
  1. 2005/07/27(水) 13:44:27|
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バアチャン

俺の大好きなばあちゃんが死んだときの話。
夜中に両親がばあちゃんが危険な状態になったっていう連絡を受けて、急いで病院に行った。
俺や兄貴たちは次の日学校があるので、もしもの時のために電話をそばに置いて寝ることにした。
30分くらいして、電話がなった。
もしかしてと思って電話のところまで行くと、兄貴がその電話をとっていて「もしもし、もしもし?」と何度も言っていたが、何も言わない。
イタ電だと思って受話器を置くと、またすぐに掛かってくる。そして何も言わない。
それが5回くらい続き、無言電話は来なくなった。

それから1時間くらいしてから、両親が帰宅。
両親は帰ってくるなり、「どうして電話にでなかったんだ!」と大激怒。
話を聞くと、ばあちゃんが息をひきとってすぐに電話をしたところ、ずっとお話中。
何度もかけたが、つながらないため帰ってきたという。

孫のなかでも一番俺たち兄弟を可愛がってくれたばあちゃんは、すぐにさよならを言いに来たんだなぁってすぐに思った。
それと同時に涙があふれてきた。ばあちゃん毎日電話してきたもんなぁ。
厨房だった俺はばあちゃんの電話をウザくおもってたけど、もうその電話の声も聞けないと思うとすごく悲しかった。
大学生になった俺にまた電話してきてくれないかなぁ。いろいろ聞かせたいことがあるのになぁ。
  1. 2005/07/26(火) 13:29:24|
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クロイモノ

こないだ、猫の屍骸を見た。
俺は、屍骸とか別に平気だからもっと一目につかない所まで運んでやろうと思った。
んで、近付いたら、まだ腹が動いてる。あ、生きてるって思ったんで近付いてみたらやっぱ律動してる。
でも、顔面とかどうみても死んでるみたいなんだわ。
おれ、ビビったんだけど好奇心が勝っちゃって足で軽く……ツンツン……て、したのよ。
そしたら、以外と硬い。なんか、骨とかそう言うのがぐちゃぐちゃになってんじゃないのか?
もうちょっと強くグって踏んだら、尻から赤いものと一緒に黒いものがいっぱい出てきた。
内臓と一緒に腹一杯に入ってたゴキブリが大量に出てきたんだ。
すっげぇ大量のゴキブリがシャカシャカシャカッってどっかに行った後の猫の屍骸見てみたら皮くらいしか残ってない様に見えた。
  1. 2005/07/25(月) 13:19:14|
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オガワノカタワラ

京都の北のほうにある山でキャンプした時の事。
俺と友達のAとBの2人の計3人でそこへ行った。
小川の傍で開けてるところがあってそこにキャンプを張った。
昼間は釣りとか水浴び。んで、夜はBBQ。
周囲は膝くらいの高さの藪に囲まれて、道路もかなり遠かった。まさに俺たちだけ。
山の中で、風もあったから涼しくて気持ちがいい。
女の話やホントどうでもいい話で盛り上がった。
そのうち一番酒が弱かったAがうとうとしだしたんで、そろそろ寝ることにした。
3人でテントの中で雑魚寝。すぐに眠りに落ちた。

急に眼が覚めた。何故かはわからない。
何か変だった。落ち着かない感じ。
あと、風も全然吹いてないし異常に暗い。
寝る前までは涼しく、月明かりもあったのに。
とりあえず外に出ようと体を起こした瞬間、
ザッ!と音がしたと同時に周囲が明るくなった。
音の正体はわからんが、隠れていた月が出て明るくなったのだ、
そう思っていた。じつは違ったのだが。

気味が悪くてBを起こそうとするのだが、う~んって言いながら眼を開けてくれない。
ちょっと起きてくれよ・・・。そう声をかけてた時またフッと周囲が暗くなったので見上げた。
そして何故暗くなったのかがわかった。
テントをびっちり誰かが取り囲んでた。何人もの人テント越しに中を覗く感じで。
これは人じゃない!そう思って大声を出した。お前ら起きろ!!!
流石にAとBも飛び起きた。気がつくと人影は消えてた。
俺は急いで今見たことを二人に話した。

Bは半信半疑ながらも俺の尋常じゃない顔を見て焦ってた。
Bが外を見てきてやるよって言い出した。入り口を開け外に出るB。
異常はなさそうだった。続いて俺とAが外に出た。
なんの異常もなかった。月も明るいし空気も涼しくてキモチがいいくらい。
ただ風は全くなかった。
すると突然、パキッ! 突然の音にビクっとする3人。お互いの顔を見渡す。
今度は違う方向からパキッ!
間違いなく枝を踏む音だった。ここからが普通じゃなかった。
俺達を取り囲むように全ての方向から音が鳴り出した。
しかもそれは移動してる感じ。
わかりやすく言えば、数人が俺達を取囲んで円状にグルグル回ってるの。
しかもその円を小さくしながら。
それが人間なら明らかにその姿が見えてないとおかしいぐらいの距離なのに、
姿が全く見えない。そこからはよく覚えてないです。
夢中で走ったから。よく山の中で遭難しなかったなあ、と3人集まればこの話になる。
あと、山の中に置き去りにされたキャンプ道具一式はみつけた人にあげます。
  1. 2005/07/24(日) 14:04:06|
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シラナイオウチ

幼い頃からよく見る夢で、知らない家に住んでいる、というものがあります。
生活感とか時間感がものすごくリアルで、3ヵ月ぶりにその夢を見ると、「3ヵ月ぶりに帰ってきたなー」と感じるので、現実と同時進行で時間が流れている感じです。

その家には何もなく、不便なので「次はあれを持ってこよう」とか考えると、次の夢にはちゃんと持ってくる夢を見ます。

そうすると、現実にその持って行った物がなくなってしまうのです。

今までにその夢の中の家に持っていった物は現実では一切見つかっていません。
でも夢でその家に帰るとちゃんとあるんですよね…。
なくした本とか小物とかタオルとか。

亡くなった犬もその家ではちゃんと飼われています。

人に話すと間違いなくデムパ扱いされるので、あまり話せないのですが、今でも見ます。
  1. 2005/07/23(土) 13:59:32|
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フキョウワオン

今日、昼寝してたらすげー奇妙な感覚に襲われた
微妙にまどろんでるときにいきなり不気味な音楽が聞こえてきた
なんかギターの不響和音みたいな聞いたことの無い音楽。
軽い金縛り状態になってその音や周囲の雑音が耳元で鳴ってる感じがして
不快だった。最初、その変な音楽は隣の家の音楽かな?と思ったけど
今思うと幻聴だったようだ。
その音楽は自分の意志で音程をある程度コントロールできるようで(停止することはできない)
それに気付いたら、その不快なメロディーを自分が知ってる好きな曲に変えていったので
いくらか楽になった。大分長い間金縛りに遭ってた気がしたが、時計を見たら
5分くらいしか経ってなかった…
  1. 2005/07/22(金) 13:51:20|
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カイダン

薄暗い世界に、幅5mくらいの階段が延々と続いていて、そこを一生懸命昇っている。
前をみても延々と続く階段、後ろをみても延々と続く階段で、左右をみても何も見えない。
どれくらい昇ったのか検討も付かない。そんな事を考えたせいか、すごく疲れた。
俺は座り込みながら、今上ってきた階段をしばらく眺めていた。
早く昇らなきゃ…と、立ち上がり、また延々と続く階段を昇り始めた。

ここで目が覚めた。数日後、続きを見た。

また階段を昇ってる。延々と昇っている。

ふと、自分の手を見た。皺だらけの手に驚く。
いきなり老人になっている事に気が付く。
歳のせいだろうな。もう昇れない。もう疲れた。
座ろうと思ったとき、よろけてしまい、階段の上に倒れこむ。
幸い、転げ落ちる事は無かったが、もう起き上がる元気は無い。
夢の中なのに、ものすごく眠かった。
そんな時、どこからか声が聞こえた。女性の声だ。
「もういいのよ。おつかれさま。ゆっくり休んでね。」
その言葉を聴きつつ、夢の中で寝てしまった。

ここで、はっと目覚めた。
たぶん、老人の俺は、その階段で死んだんだろうな。
階段は俺の一生なのかもしれない。
  1. 2005/07/21(木) 14:06:00|
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イモウト

小学生くらいの時だろうか。オレと妹は同じ部屋で寝ていた。
オレは左にふすま、右に妹って言う具合の並びで寝てたんだ。

そんである晩、寝苦しさを感じて夜中にふと目を覚ました。
そのときオレはふすまの方を向く形で目が覚めた。

すると目の前に髪の毛があった…

妹よ…転がりすぎだ。
起こして自分の布団に帰れ!と言おうと思い、頭を手の平でポンとやろうとした。

寒気が走った!!
手は頭をすり抜けて畳をたたいた!!
ウソだろ!!と右側の妹のほうを向くといつも通りの位置で眠っていた。
焦って再びふすまのほうを向くとソレは消えていた…
マジ話っす。
  1. 2005/07/20(水) 17:40:31|
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カソウ

私が小学校低学年の時、母が死産した。
赤ちゃんはかわいらしい顔をしているのにピクリとも動かず、
土気色で鼻と耳から血を垂らしてて、ショックだった。
そして火葬場で人間の骨を初めて見たわけだが、なんかこまごまして小さかった。
量が少ないんじゃない?と思った。まあ生まれたての赤子だったんだしね。
微妙に黄色がかってるのとか真っ白いのとかいろいろあった気がするけど、
これは気のせいかもしれない。
それ以降他に骨を見たことがないので、普通の大人の骨と比べて詳しくどうだった
のかとかはわからない。

この経験が物事をよく把握できてない子どもの時でよかったと思う。今では
あの経験のすべてが怖い。思い出して泣きそうになる。
考えただけで気が狂いそう。大切な人が死んで骨だけになってしまうなんて。
それをしっかり見つめて箸で拾わなきゃいかんだなんて…
でもいつかは経験するんだろうなあ…
  1. 2005/07/19(火) 20:49:33|
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ヒカリノタマ

まだ誰にも話していないお話しです。
少し長くなりますが、おつきあい下さい。

十数年前の話。
私が6歳、兄が8歳の時だろうか。
私たちは、お盆休みを利用して、両親と4人で父の実家に遊びに行った。

その日はとても晴れていて、気持ちが良い日だった。
夜になっても雲一つ無く、天の川が綺麗に見えた。最高の景色。
花火をして遊んだ後、イトコの兄ちゃんと姉ちゃん、兄と私の四人で、夜の散歩をすることになった。
こんな夜に外に出ることはあまり無かったため、探検気分で意気揚々だ。
イトコの兄ちゃんと姉ちゃんはもう大きかったので、両親もにこやかに送り出してくれた。

父の実家はとても田舎で、小高い丘の中腹にある。
家の裏は竹林になっており、その竹林の向こうには小さな川が流れている。
戦前はその川に沿って道があり、そこがこのあたりでは一番メインの道だったそうだ。
しかし今はその道はなく、名残のように川に沿って家がぽつぽつと建っていた。
父の実家も含めて、川に沿って建っている家はどれも古い。
少なくとも、戦前から建っている家ばかり。
父の実家は改装をしていたのでそうでもないが、他の家はどこもボロくて、どことなく廃墟っぽい家すらあった。

私たちは懐中電灯を手に、裏庭にある竹林を抜けて川沿いに出た。
昔の道のなごりだろうか。川の土手は平らで、歩きやすくなっている。
イトコの提案で、土手をつたって上流へ向かうことにした。
ぽつぽつ建っている古い家はどこも真っ暗で、明かりすら灯っていない。
そのことをイトコの兄ちゃんに言うと、彼は少し逡巡した後教えてくれた。
「この川沿いはねえ、僕たちにとって肝試しコースなんよ」
彼曰く、この川沿いに建っている家では、上流から順番に不可解なことが起こっているらしい。

一番上流にある家は、三十年ほど前に一家で心中した。
二番目の家は、その十数年後に火事になって焼失した。家族五人のうち、二人が亡くなった。
三番目の家は、一人暮らししていた老人が孤独死した。発見されたのは二ヶ月も後のことだった。
(後ほど聞いた話では、発見したのは叔父と叔父の友人らしかった)
四番目の家は、金銭難で父親が自殺をし、その後一家離散した――

「……じゃあ、五番目の家は?」
私の兄が聞いた。イトコは、小さくため息をついた後に答えた。
「五番目の家は、うちなんよ」
ぞっとした。もし、イトコや叔父達に何かがあったら……
沈黙が、四人を包んだ。私は幼心にどう言っていいか分からず、
黙ってイトコや兄たちに着いていった。

数分歩いて、「二番目の家」の跡地についた。
暗くてよく見えなかったが、そこは更地になっていたようだった。
ふと、私は気が付いた。
ふわふわとした光の玉が、ぼんやりと浮かんでいることに。
ぎょっとして、目をこらした。光の玉は二、三度縦揺れした後にフッと消えた。
怖くなって、「もう帰ろう」と言った。
イトコ達や兄も、実は帰るタイミングを逃してここまで来ただけだった。
私の提案にすぐさま賛成してくれて、四人は早足で家に帰った。

お盆休みが終わって家に帰っても、私はその光の玉と、イトコの話が忘れられなかった。
もし、父の実家に何かがあったらと思うとぞくぞくして、眠れなくなる日もあった。
しかし、時間が経つにつれてそれも風化した。
父の実家には、小学生の時は毎年二回は遊びに行っていたが、徐々に数を減らしていった。
兄は大学生になってから家を出た。
そのころはもう二人とも、そこにはしばらく行っていない状態だった。

私が高校3年の夏、兄が帰省した。
私と兄はとても仲が良い兄弟だったので、夕飯後、二人して好きだった映画を流しながらダベっていた。
映画が終わり、それでもしゃべり足りなくて色々と話した。

きっかけは何だったか忘れたが、ふと話題が、あの夏の日のことになった。
「あの話、怖かったよね~。まだイトコ達になんも起こってないから良かったけど」
「ホンマに。未だにあの話は忘れられんわ」
頷く兄に、私はもう言ってもいいかなと思って兄に言うことにした。
光の玉の話だ。
なぜか、そのことは誰にも言っちゃ駄目だと思いこみ、今まで誰にも言わずにいたのだった。
「そういえばさあ、私、あの日見ちゃったんよ」
わざとちゃかしながら、そう切り出す
「火の玉……というより、光の玉? みたいなやつ。しかも火事になったいう、あの家んトコで見たんだよね」
私の言葉を聞いて、兄はぎょっとした目で私を見た。
「俺も」
「え?」
「俺も見た! 変な光の玉。ふよふよ浮いとった!」
今度は、私が驚く番だった。もしかしたら気のせいだと思っていたあの光の玉を、兄も見ていたのだ。
ぞーっとし、暗黙の了解でその話題はそこでとぎれた。その日私は眠れなかった。



その数ヶ月後、兄が死んだ。
とある事故だった。書いてしまうと身バレする可能性があるのでやめておく。
ちょっと普通では考えられない、特殊な事故だった。ニュースにもなった。

次の年、父方の祖父が死に、後を追うように祖母と叔父が亡くなった。
三人とも、同じ病気でだった。(もちろん、感染症や伝染病ではありません)
あまり聞いたことのない病名で、お医者さんも変な偶然に首をひねっていたそうだ。
もともと母親が居ないイトコの家は、イトコ兄弟だけになってしまった。

叔父の通夜の前の夜、叔父の遺体が収まった棺桶の隣で、イトコの兄ちゃんと姉ちゃん、三人で飲んだ。
二人とも、この家を出るのだと言った。
「やっぱり……、怖いから。信じてる訳じゃないんやけど……」

――あまりお酒が強くない私は、酒をさまそうと二人に断って外に出た。
ぼんやりと庭を散歩し、裏庭に行く。さらさらと、川が流れる音がする。
あのころ、うっそうと茂っていた竹林は、全て切られてなくなっていた。
荒れ地となったその場所に時間の流れを感じながら、ふと振り返る。
イトコの家の目の前に、あのころ見たのと同じような光の玉がふよふよと浮いていた。

なんとなく思う。私は、もうしばらくしたら死ぬかもしれない。
それも、兄と同じような事故で……
  1. 2005/07/18(月) 23:49:24|
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レキシ

昔乗ってた電車が人轢いた事が2回程ある。
一度はKOの下高井戸の踏切、もう一度は都営新宿の新宿3丁目駅。
どっちの時も先頭車両に乗ってたんだけど、長~い警笛を鳴らした後、
ガクンと非常制動。その直後に、鈍い…でも微妙に柔らかそうな突き上げる音が…。
で、そのゴトゴトいう音が、車両の前→後、ちょうど足下を通過してくんだよね…。
それ以来、電車乗ってて警笛長く鳴らされると、びびって体がこわばるんだよ。
きっとトラウマなんだろうな~。
  1. 2005/07/17(日) 18:31:06|
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ムカエボン

東京の西武線・秋津駅からJR武蔵野線・新秋津駅に徒歩で移動中の出来事。
夜九時過ぎかな。
新秋津の近くにガラス張りのケーキ屋さんがあるんだけど、
2~3m位離れたところからそのガラス張りのケーキ屋を見たんです。
そしたら、頭が少し禿げてて、結構お年のおじいちゃんが、
ケーキ屋の向かいで、何かに腰掛けてタバコ吸ってたんだよね、
それがケーキ屋のガラスに映ってるのを俺が見た、と。
こんな夜に、しかも一人でどうしたんだろうと思ったら、
ちょうど目の前をトラックが横切った。そしたらもうそのおじいちゃんは居なくなってた。

ちょうど迎え盆の時期でした。
  1. 2005/07/16(土) 13:58:00|
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ミズベ

小学生の頃俺の友達が池で遊んでた時タガメを見つけたんだよ。
知らない人のために説明すると、タガメってのはゲンゴロウを大きくしたような水生昆虫。
顔に大きな針が付いてて、これでオタマジャクシなんかを捕まえてチュウチュウと体液を吸う。
でも人間を指したりはしないし毒もない。それにタガメはわりと人気のある虫だったから、当然友達はタガメを捕まえようとした。
で、首尾良く捕まえたんだけど、タガメの針で偶然指をひっかいちまった。
でも毒はないし、たいして痛いわけでもないから、友達はバンドエイド貼ってすませた。

・・・それから一週間ぐらい経ったある日、そいつが授業中急に池に行きたいって言うんだよ。
授業中だし先生もいる。でも、俺が「後にしろ」って言っても聞かない。
しまいにゃ暴れ出して小学生とは思えない力で先生の制止も振り解いて表に飛び出した。
そのままそいつは学校のプールまで走っていって、追い掛けていったおれ達の前で・・・目に指を突っ込んだ。
俺達がびっくりしてると、そいつが指を突っ込んだ目の涙腺辺りから何かヒモみたいな物が出てきた。
そのヒモはグニャグニャと暴れて、血塗れになってプールに落ちた。
その後もそのヒモみたいな物はグネグネと動いてた。
それを見届けてから、目を潰した友達は気絶しちまった。
その後友達は意識を回復したけど、自分の行動については憶えていない。
ただ片目が無くなってるのを知って、大変なことがあったとは気付いたようだ。

・・・後で聞いたらヒモみたいのはハリガネムシという寄生生物だそうだ。
幼虫の時宿主に進入して、成虫になると何らかの手段で宿主を水際へ誘導し、宿主の体から水の中に戻るそうだ。
水の中に住むタガメやカマキリ(蚊などを捕食したときに体内にはいる)に寄生して・・・まれに人間にも寄生するらしい
  1. 2005/07/15(金) 13:31:38|
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オオサカウメダ

大阪市北区の梅田。名前の由来をご存知でしょうか?
江戸時代、そこは巨大な墓場(というか、死体捨て場)でして、「死体を埋めた」から梅田の名に変わって、地名となったのです。
そして明治時代、鉄道を通すために駅としての巨大なスペースが必要になり、死体捨て場として広大なスペースがあいていた、町外れの(当時)「梅田」に大阪駅を建設したそうです。
夜中によく、駅の北側の道をお坊さんの霊が歩いてるのを見かけます。

北区が出たついでにもう一つ。
長柄橋って橋があるんですが、戦時中、空襲警報が鳴り、その橋の下に500人もの人が避難しました。
狙いすましたかのように、そこにB29が爆弾を投下。
そして、全員…。
夜になると子供の泣き声が聞こえます。
  1. 2005/07/14(木) 13:47:21|
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ビョウイン

小学4年生の夏休み。私は肺炎で丸3週間、出来たばかりで病床数もさほど多くない病院に入院してました。その時の話。

入院患者のほとんどは老人、それにおじさん、おばさん世代の人ばかりで、子供は私と私より2個下の男の子しかいませんでした。

入院患者の中に私と同い年の子がいるというおじさんがいて、休憩所で何かと話しかけられたり、
お菓子をもらったりと可愛がってもらってました。

夜、私はいつもはぐっすりと寝付いてしまうのですが、その夜に限ってはなかなか寝付けず、
夜中の3時頃にトイレに行くことにしました。
集中治療室の前を通ると、電気がついていて、何かバタバタしてる様子。
それには特に気を止めずお手洗いを済ませて外に出ると廊下で髪がボサボサでヨロヨロと歩いているおじさんを発見。
子供心に「大丈夫?」と思ったんだけど、とりあえず「こんばんは」
と声をかけると「こんばんは。夜更かしせんとはよ寝ぇや~」との返事。
その夜はそのまま部屋に戻って大人しく寝ました。

次の朝、目が覚めてトイレに行くと、集中治療室の前で泣いている人がいる。
どうやら誰かが亡くなったらしい。私と同い年と思しき男の子がお母さんに抱きついて泣いていた。
なんとなく いやな予感。
後で、看護婦さんに聞いてみると、昨日の夜、廊下であいさつしたおじさんの容態が急変して今朝、亡くなられたらしい。
「え?昨日の夜、おじちゃんと廊下で会ったで」というと看護婦さんは「それはありえない…でも、あの患者さん○○ちゃん(私)を可愛がってたからねぇ」と切ない表情で一言。

今にして思えば、おじちゃんが私に挨拶に来はったのかなぁ。


その入院中、偶然に父の古い友達のKさんが気管支喘息で入院してました。
父より2つ上のKさんは、病気で顔色こそ悪かったけれど、若い頃は無茶苦茶美人だったんだろうなぁというおばさんでした。

とても綺麗で優しいおばさんだったけれども、両親が言うには一生懸命頑張っているのに幸の薄い女性で、
結婚したけど旦那さんはとても悪い人で、Kさんを殴ったり子供が出来ても家にお金を全然いれずにギャンブルや酒や女に入り浸って、挙句の果てには他の女と家を出てしまって、中学生の男の子を女で1人で育てているところを病気にかかってしまったそうです。

私はKおばさんが好きで、毎日夕ご飯を食べた後、夕涼みに病院の屋上(当時は自殺防止なんて考えはなく、誰でも入り放題だった)にあがってKさんとその日の出来事を話したり、お見舞いでもらったお菓子や果物を一緒に食べたりして和んでました。
時には私の見舞いに来てた母や妹も一緒に楽しく過ごしたり。

そんなこんなで10日ばかり過ごしてたのですが、Kさんは私より先に退院していかれました。
遊んでくれる人が減って寂しいなぁと思いましたが、元気になられたのは良いことです。

Kさんが退院した後も、私は夕ご飯の後、いつも屋上に出て、夕焼けを眺めたり、同じように屋上に出てるおじいちゃんおばあちゃんに話しかけたりして、寝る前のひと時をすごしてました。

で、私が退院する3日ほど前。
夕ご飯の後、仲のいい看護婦さんとナースステーションで遊んでいたので、私が屋上に出た時はもう真っ暗でした。おじいちゃんおばあちゃんももう部屋に帰ったようです。

そんな中に何故かKさんがいました。
「Kおばちゃん~、どないしたん?退院したんちゃうん?」と駆け寄ると、おばちゃんは寂しそうな笑顔で、
「何もないけど、アナタがどないしてるかなぁと思って見にきたんよ」と。
「私、もうすぐ退院やで。2学期からは新しい学校やねん(入院中に実家が引っ越したんです)」と話すと
「よかったねぇ。ちゃんといい子にしておいでや。お父さんとお母さんにもよろしくね」
「うん」
という何という事もないない会話を交わして別れました。

Kさんと笑顔で別れた、その次の日。
毎日見舞いに来てくれる母親に、
「昨日な、Kおばちゃんが来てくれはったで」
と、話すと母親が「え?」と青ざめました。
私が「どないしたん?」と聞いても、「いや、何もないよ」
とごまかしてましたが…後年、私が高校生になった頃に聞くと…
Kおばちゃんは、退院後すぐ喘息の発作を起こして、そのままお亡くなりになったそうです…
だから、私が会ったおばちゃんは、幽霊だったんじゃないかと。

当時の私としては、全然怖くなかったんだけど。
  1. 2005/07/13(水) 15:55:07|
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センロ

雨の日に母親と線路沿いを歩いていた時に見た光景。

ちょうど貨物列車が通り過ぎていったとき、列車の小窓から俺に手を振って くれたオヤジがいた。
水色のTシャツを着たスポーツ刈りのオヤジで笑ってた。

次の車両も同じ顔をしたオヤジが俺に手を振ってる。
次の車両も、その次の車両も。
  1. 2005/07/12(火) 22:55:24|
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ケイコウトウ

あれは、俺が就職してから1年位経った頃だったかな。
仕事になれて、先輩とも気兼ねなく話せるようになって、丁度ペーペー脱出したって頃。
俺は世間一般で言う所の害虫駆除業者に勤めてたんだわ。
コレ言うと結構馬鹿にする奴多いけど、誇り持ってやれる仕事だったよ。
自分で言うのもなんだけど、生活環境を守る正義の味方みたいに感じてた。
駆除が終わった後にお礼言ってもらえると、物凄く達成感があったし。
まぁともかく、そんな俺が体験した話。
俺らの仕事の半分かそれ以上は、一般住宅じゃなくてレストランだとか事務所だとかの駆除だった。
そうすると日中は人が働いてるわけで、仕事時間は自然と夜から朝方になる事が多かったんだわ。
そんでもってその日は、俺一人で居酒屋のネズミ駆除にあたる日だった。
こういう仕事って普段は複数人でやるのが原則なんだけど、
その居酒屋の規模が小さい事もあってか、初めて俺一人に任せてもらえたんだ。
一年間頑張ってきてやっと俺も認められたか、って思って本当に嬉しかったなぁ。
2時くらいに現場入りして、その店の店長に鍵を受けとる。
仕事が終わった後に自分で鍵かけて帰る訳だな。
誰も居ない店内、外はあいにくの雨模様だった。
1人残ってネズミ捕り用の粘着シートをせっせと設置。
何処にでも置けばいいって物じゃあないから、
一応気を使いながら50枚くらい設置し終わった時だ。
妙な音が聞こえてるのに気付いた。
遠くから聞こえる水道の音、という感じ。

何となく腕時計を確認すると3時を廻った所だった。
一時間以上作業してたのに今まで気付かなかったなんて変だな、
なんて考えながら音の発信源と思われる厨房に向かったんだ。
営業中は開けっ放しにしてあるだろう金属製のドア。
それを開けると厨房なんだけど、俺は中々開ける事が出来なかった。
なぜなら、厨房に近づくにつれて水音に混じって妙な物音が聞こえてきたからだ。
ごそごそって擬音がそのまま当てはまるような怪しげな音。
泥棒か幽霊か、ってびびっていた訳だ。
それでも、このままじゃ埒が明かないと思って、一気にドアを開けた。
もし中に人がいたらビビって逃げ出すぐらいの勢いだ。
ドアが開け放たれた瞬間、水音も怪しい物音もピタリと止んだ。
けど、真っ暗で何も見えない。
壁を手探りして蛍光灯のスイッチを押すと、独特の音を響かせながら辺りを白く照らされた。
明るくなった部屋は、ぱっと見では何の異変も感じ取れない。
左から右に徐々に視線を動かして部屋を注視した。
やっぱり特におかしなところは無い。
ただ、水道から僅かに水が垂れているだけだ。
10秒に一度程度のペースで、水滴が落ちて空虚な音を立てている。
音の原因は別にあったのかもしれない、と思った。
蛇口を閉めようと近づいたその時、凄い勢いでドアが閉まった。
何のことは無い、自動的に閉まるタイプのドアだったというだけの話だ。
それでも俺は口から心臓が飛び出る勢いでビビッた訳だが。

ほう、とため息一つ付いて蛇口をひねる。
小気味良い音を立てて水は止まり、最後の一滴がシンクにピチャリと落ちた。
もう一度ため息をついて厨房を後にする。
仕事の続きをやんないとな、なんて思いながら。
先ほど勢い良く閉まった金属製のドアを、力任せにグイと開ける。
黒い物が目に入った。
最初、俺はこんな所に壁なんかあったかなって思った。
それがあんまり大きいから分からなかったんだ。
反射的に上を見て気付いた。
大きなドア枠の縦横にまだ収まらないほど巨大な、長髪をばらつかせた黒衣の女だったんだ。
叫び声を上げる間も無く、突然に辺りは真っ暗闇になった。
停電だ。
瞬間、俺はパニック状態になった。
逃げ出そうにも前には大女、後ろの厨房は行き止まり。
情けない話だけど、その場にしゃがみこんで、頭抱えて震える事しか出来なかったよ。
何分経ったときか、もしかしたら一時間ぐらいしてからか、蛍光灯が出し抜けに灯った。
恐る恐る前を見ると、大女はもう居ない。

ドアは開きっぱなしになっていて、自動で閉まるタイプのもではないらしいと分かった。
ならば先ほど勢いよくドアが閉まったのは・・・・・・再びぞっとしてしまう。
辺りを警戒しながら作業場へ戻ったものの、仕事が手に付くはずも無い。
会社の車に乗って明るい繁華街へ行き、そのまま夜を明かした。
車内のライトを全開にしてたもんだから、バッテリーも上がってしまった。
後日、会社の上司にはこっ酷く叱られたが、あの空間に居る事に比べたら何でもなかったね。
今も害虫駆除の仕事は続けてるけど、別段おかしな体験はしていない。
でも、俺は今でも身の危険を感じてる。
何故って、写真を取るとたまにうつるんだよ。
枠一杯に、あの時の黒い壁が。
  1. 2005/07/11(月) 13:13:22|
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クモリガラス

顔を洗うために洗面所へ向かった。隣のトイレの電気が付いていた。
中から音は聞こえてこない、きっと家族の誰かが消し忘れたのだろう。
そう思って、電気を消した。すると、中から「コンコン」とノックする音がした。
誰か入ってたみたいで「ごめん」と謝り、電気を付け直した。

顔を洗ったり、髭を剃ったりしていて5分くらい経ってたと思う。
まだトイレから出てこない、何の音も聞こえてこない。
「誰か入ってる?」と声をかけ、ノックをしてみたが、返事は返ってこない。
さっきのノックは空耳だったのかな?と思い、トイレの電気を消した。

刹那、ガチャガチャガチャガチャ!!とトイレのドアノブが激しく回された。
そして、上に付いてる小さな曇りガラスにバン!と何かぶつかる大きな音がした。

男か女かも分らない歪んだ顔が、曇りガラスも向こうから睨みつけていた。
  1. 2005/07/10(日) 13:46:06|
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フタリダケ

夫婦仲のとても悪いある家族があった。
子供もいたのだが、その子が小学校の時に事件は起きた。
いつものようにつまらないことで喧嘩をする2人だが、今日からしばらく
その子は修学旅行に行くので、なんとか子供を送り出しその場を治めた。

その日の夕方、父親が仕事から帰るとまた喧嘩が始まった。
いつもは子供の前だと遠慮していたのか、母親の言葉がいつに無く厳しく
流石に父親もぶち切れ、つい手が出てしまった。手を上げられたことに
母親は激情し、包丁を出して暴れ始め・・・

その子が修学旅行から帰ってくると、父親が迎えた。
「おかえり、今日はお父さんがご飯作るからな」
父親と二人で夕食をすませ、その日は何事も無く寝かしつける。そう、父親は
母親を殺してしまっていた。遺体はゴミ袋でぐるぐる巻きにし、押入れの奥に
隠していた。この子が母親の事を聞いてきたら、実家に帰ってしばらく家には
戻らない、とでも言っておこう、そんな風に父親は思っていた。

1日過ぎ、2日過ぎ3日目・・父親とその子の2人だけの生活が続く
しかしその子は母親が家に居ないことを聞いてこない。
とうとう1週間が過ぎようとしていた。あまりに自分の母親がいない
ことを不審がらないので逆に聞いてみた。
「おまえ、お母さん心配じゃないのか?」ヘンなこ聞くなぁ、と言った顔をするその子





「んー・・じゃあ、お父さんは、どうしてお母さんをずーっと背負ってるの?」
  1. 2005/07/09(土) 13:43:28|
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サンメンキョウ

去年、彼女と福井に海水浴に行った。日帰りのつもりだったが、遊び疲れ、一泊しようということに。
ちょうど海近くの民家に『素泊まり3千円』と言うのを見つけ「安っ!(・∀・)」っと思い、ドアを叩いた。
その家の主は齢八十程の婆さんだった。泊まりたい旨を伝えると快くOKしてくれた。
話を色々聞いていると、主人に先立たれ、息子夫婦は上京している為、一人で暮らしていると言う。
一人は寂しいから年中サーファーや海水浴客を泊めているらしい。
とても親切な婆さんで素泊まりなのに晩飯やスイカをだしてくれた。
さて、晩飯を頂き、入浴を済ませると婆さんが「布団用意するから離れに来んしゃい。」と言う。
案内されたのは、縁側から草履を履き、中庭を10㍍程挟んだ離れの平屋だった。
入ってみると掃除は隅々までされているが、六畳一間のかなり古い建物だった。
カップルだから気遣って離れなのかな?とか思いつつ、とりあえず床に就いた。
が、クーラーが有ったのだが、冷却水循環式のボロで音がうるさくなかなか寝付けなかった。
しかたなく、クーラーを切り寝ようとしたら、やたら部屋中がギシギシと軋む。
古い建物だからか?と思っていたが、その音は部屋に置かれていた三面鏡から聞こえていた。

それは見るからに古く、木製の大きな三面鏡だった。
部屋が微妙に傾いているのか、『ギギ・・ギ・』と少しずつ開くのだ。
何回か閉めたのだが、すぐに「ギギ・・」と開く。
妙にその音が気になるから全開にしておこう。と言うことで、全開にした。
開いてみると、鏡面の端部が真っ黒なシミが付いていて、かなりの年代物だなぁと感じた。何となく気味悪いので、とりあえず、バスタオルを被せた。
音も出なくなり、俺たちは間もなく寝入った。

ふと夜中、尿意を催し、目が覚めた。寝ていた離れには便所がないので本家まで行かなければいけない。
邪魔臭いので朝まで我慢して寝ようとしたが、やはり無理。
『めんどくせーなー、庭ですまそーかなー。』としばらく布団の上でゴロゴロしていた。
庭で済まそうと決意し、部屋を出て、玄関の横で小便をした。月明かりが妙に明るく、澄み切った星空が綺麗だった。
やっぱ田舎っていいなー。などと思い、そのままそこでタバコを一本吸った。
俺は女にもこの星空を見せてやろうと思い、玄関先から女を起こそうと部屋を覗いた。
女にも見せようなんて考えるんじゃなかった。

玄関から差し込む月明かりで女の寝姿が見えた。その奥に三面鏡。
中央の面にバスタオルを被せていて、その右の鏡面に俺の姿が写っていた。
逆光で鏡に移る俺の表情は見えないのだが、鏡に映る俺の後ろに誰かがいる。
いや、中年の女がうつむき加減、半笑いの表情で鏡越しに俺を見ていた。
俺は心臓が止まる思いで、振り向く勇気もなかった。明らかに、この世の物でないと一瞬でわかった。
何故なら、俺自身の姿は逆光で暗く映っているのに、その中年女は逆光、つまり影になっていない。
まるで鏡の中から俺を見ているようだったのだ。

しばらく硬直状態で目線が離せなかったが、しばらくして中年女は半笑いのまま鏡に映る俺の背中越しにスゥーっと消えていった。
俺は慌てて女の足を引っ張り、起こした。
寝呆け眼の女に事情を説明したが、「どーせ私をびびらせたいんやろ!しょーもない事言ってんと早く寝!」
とキレられた。
当然、それ以降は寝ることなんて出来なかった。
三面鏡を閉じ、タオルを何枚もつないで紐状にして、三面鏡が開かないように結んだ。
翌朝、優しい婆さんに鏡のことも聞けず、帰ってきました。
今でも、あの中年女の顔が忘れられない。
  1. 2005/07/08(金) 22:34:47|
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ガンバッテネ

怖い話かどうか分からないけど書きます。
俺が大学4年生の夏頃、就職活動が上手くいかず鬱になっていた。
大企業からは全て落とされ、滑り止めとしていた中小企業からも落とされた。
内定はゼロ。大学の友人たちは商社や大銀行に内定をもらったというのに。
そして最後の頼みの綱であった中堅のメーカーに落とされたことが確定したとき 俺は自殺を決意した。
部屋を綺麗に片付け、書物やビデオなどをゴミ袋に入れて捨てた。
それから遺書を書いた。書きながら俺はぼろぼろ泣いた。
壁に釘を刺し、そこから紐を通し、輪っかを作った。
あとは輪っかに首を通し、椅子から飛び降りるだけだ。
何度も椅子から飛び降りようとした。本当に何度もだ。
だがどうしてもできなかった。

やがて夜が明けた。

俺は部屋をでて、街を歩いた。
街を歩くと、なんだかどうでもよくなってきた。
そして頑張って生きてみるのも悪くないと思えてきた。
ふと前を見ると、違法駐車している車のタイヤの下の道路に線を引いてる警官がいた。
俺がその警官を通り過ぎようとした瞬間、


「がんばってね」

とその警官が声を掛けてきた。
俺は驚いて振り返るとその警官は黙々と地面に線を引き続けていた。
あれはなんだったのか今でも分からない。
  1. 2005/07/07(木) 14:05:57|
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ユキヤマ

ある雪山に助手と撮影に行った。雑誌の仕事だった。
撮影何日か目に助手が怪我をした。
まだ予定枚数撮れてないので、雪山を降りる事は出来ず撮影続行。
助手の怪我は悪化し、何日後かに助手は死亡。
それでも仕事を終えてなかったので山を降りる事が出来ず
泊まっていた山小屋の側に助手を埋め、一人で撮影を続けた。
朝、カメラマンが目を覚ますと何故か助手の死体が横にある。
「埋めたはずなのにな...」とまた助手の死体を埋めて撮影へ。
これが何日も続くので、さすがにおかしいと思い、最終日に自分の寝姿が写る位置で連続写真が撮れるカメラを設置し、寝た。
次の朝、やはり助手の死体は自分の横にあった。そして下山した。
会社に戻ったカメラマンは、昨夜山小屋に設置したカメラのフィルムを
自分で現像した。 そこに写っていたのは、
起き上がり、寝袋から出、山小屋から出、助手の死体を担ぎ、
自分の横に置く、自分の姿だった。
  1. 2005/07/06(水) 17:02:20|
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アタシモイカナキャ

3年前、一人暮らしをしてた頃の話

コンビニのバイトが終わって朝部屋に着いて、ドアをあけた瞬間
パキンって何かが割れるような音がしたんです。
ボロアパートだし、どっか壊れたかな、と思ったけど
疲れてたから確認するの後でいいや、ってそのまま床に寝転がりました。
そこで気付いたんですが、見上げた天井がやけに暗い。
壁とかは普通に見えるのに天井だけが真っ黒で。
半年そこに住んでたけど特に霊障とか無かったし、
私も霊感なんて無い方だから、そのときは怖いとかじゃなく
不思議だなって感じで電気点けてみようって普通に思っちゃったんです。
そしたら、紐を掴んだ瞬間、

足首のあたりを何かに掴まれました。
ビックリして下を向いたら無表情な女が床から生えて足掴んでて、
「イカナキャイカナキャイカナキャ…」
ってぶつぶつ言ってて。
怖くなって尻持ちついたら、女が手を離して、
腰から上が天井の方に伸びて天井にゆっくり吸い込まれていきました。
上半身が天井に消えたあたりで天井がいきなり元に戻って、女も見えなくなって。
呆然として視線を床に向けたら、さっきの女が顔だけ出して天井見ながら、
「アシタモイカナキャ」

覚えているのはここまで、情けないですが気絶してしまった様です。
それからお昼頃に目を覚まして、その日の内にそこを出て友達の家に転がり込んで別の部屋を探しました。

後から思うと夢だったのかもしれませんが、今でも怖くてそこには近づけません。
  1. 2005/07/05(火) 14:35:37|
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…カラノデンワ

A、B、Cの三人が卒業旅行でAの別荘に遊びに行った。
別荘から帰る前日、夜遅く三人で話をしていると、突然1本の電話が。
Aが言うには昼間に地元の女の子と知り合い、この別荘の電話番号を教えたとのこと。
Aは二人にからかわれながらも受話器を取った。

「あなた…キュルキュルキュル…でしょ?」

その女性とは違うらしいと思ったAは「どなたですか?」と尋ねたが、
受話器からは「あなた…キュルキュルキュル…でしょ?」と繰り返されているだけ。
気味が悪くなったAは電話を切った。
誰だったのかと尋ねる二人にAは電話のことを話した。
「女の声で、ずっと『あなた…キュルキュルキュル…でしょ?』って言ってるんだよ。
 まるでテープの早送りみたいにキュルキュルって…」
皆何か気味の悪いものを感じたが、結局はいたずら電話だということに落ち着いた。

帰る当日、Aは別荘に残るといい、BとCは自宅へと戻った。
その夜、Cのもとへ1本の電話が。それはAが海で溺れて死んだという知らせだった。

それから1年がたち、CはしだいにAのことを忘れていった。
そんなある日、ほとんど連絡のなかったBからCに電話がかかってきた。
懐かしい友人からの電話に喜ぶCだったが、Bはどうも気分がすぐれない様子だった。

「なあC、海に行った時のこと覚えてるか?あの時Aに変な電話がかかってきただろ」
「ああ、そういえばあったな」
「あの電話、俺の所にもかかってきたんだ…」
「何だって!?」
「俺、死ぬのかな…Aはあの電話の後死んだだろ…?」
「そんなの偶然だよ。そうだ、久しぶりに会わないか?」
「そうだな…会おう」

待ち合わせの日、先に着いたCはBを待っていたが、Bはなかなか現れない。
心配したCはBに電話をしてみるが、誰も出ない。
結局その日、Bは待ち合わせ場所に現れなかった。
数日後、CはBが待ち合わせ場所に来る途中、交通事故にあって死んだことを聞いた。

それ以来電話に出ることが恐ろしくなったCは、電話がかかっても留守電を通すなどし、
直接電話に出ることをしないようにした。
数ヶ月がたっても特に何も起こらず、Cも電話のことを忘れかけていた。

ある日、Cは最近できた彼女と電話で話していた。Cは彼女との長電話を楽しみ、
翌日遊びにいく約束をし、電話を切った。
しかし、受話器を置いてすぐに再び電話がなった。
Cは彼女が何か言い忘れたのだろうと思い、受話器を取った。

「あなた…キュルキュルキュル…でしょ?」

Cは焦った。あの電話だ…!「おい、誰なんだ!?いたずらはやめろ!」
「あなた…キュルキュルキュル…でしょ? あなた…キュルキュルキュル…でしょ? あなた…キュルキュルキュル…でしょ?
 あなた…キュルキュルキュル…でしょ? あなた…キュルキュルキュル…でしょ? あなた…」
Cは怯えながらも、電話を切ったら自分も死ぬと思い、ずっと受話器を握り締めていた。
何時間が経っただろうか、気がつけば空も白み始めている。
さすがにCも限界だった。

しかし、その頃から電話の「キュルキュルキュル」というテープの早送りのような部分が
徐々にゆっくりとなっていった。
「あなた…キュルキュルキュル…でしょ? あなた… キュル キュル キュル …でしょ? あなた…」
「キュルキュルキュル」の部分は少しずつ人の声へと近づいていく。
そして、とうとうはっきりと声が聞こえるようになった。

「あなた…死にたいんでしょ?」

「俺は死にたくない!死にたくない!!」Cがそう叫んだ瞬間、電話は切れた。
Cはそれからも元気に暮らしているらしい。
  1. 2005/07/04(月) 16:16:58|
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コンポ

ついさっき起きた話です。

夏の夜は怪談、というわけでオカルト関係のHPを回っていました。無音だと怖いので、音楽を聴きながら。
ちょうどここの話を読んでいる時に、コンポが擦るような奇妙な音を立てて止まりました。
うちのコンポはもう古いので、音飛びがよく起こります。コンポは隣室にあり、わざわざ直しに行くのも面倒なので、しばらく放置していたのですが、
時計とパソコンの排気音だけの室内では、なんともいえない嫌な不安が募っていきます。
やはり音楽は必要だと思いなおし、重い腰を上げ、隣室までコンポを見に行きました。
コンポの中をよく見ると、CDは中で回っているので、音飛びとかではないようです。
本格的に壊れたかなと思いながらコンポの電源を消そうと手を伸ばした瞬間、隣室のパソコンのスピーカーから
「やめて・・・・・・」
というかすれた女の声がしました。

今は何事もなかったかのようにコンポは動いています。パソコンのスピーカーは沈黙を保っています。しかし、依然として室内の嫌な雰囲気は拭えません。
何もなかったことにして寝ることにします。
気のせいでありますよーに。
  1. 2005/07/03(日) 14:11:21|
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ハカバ

幽霊の存在自体最初は信じていませんでした。でも20才の時、人ひとりいない墓場
に行くと、ふいに頭の上から男性の声で、「おいっ」って聞こえて、なにげなくあるお墓に
視線をやると、そこにまるで生きている人間と区別がつかないくらいはっきりと
白い着物を着たおじいさんが立っていて、私はびっくりしたのです。一瞬、お墓参りに
来た人だと思って、「こんにちわ」って挨拶したんです。
おじいさんは無言でした。
 しかしすぐ我に返り、いくらなんでも、真っ白の白い着物を着て墓参りにくる人
ってなんか変じゃないかと思って、また、おじいさんの方にふりかえると、もう
そこには誰もいませんでした。本当に一瞬の出来事でした。
私はおじいさんが隠れているものだと思い、すぐ墓場を徹底的に見回りしたのですが
もう、誰もいませんでした。今思うとなんだったんだろう・・・幽霊ってこんなにはっきりと
見えるものなんでしょうか。
  1. 2005/07/02(土) 15:58:25|
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