ほんのりと怖い話。

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アネ

五つ上の姉は幼少の頃から夢遊病で夜中や明け方に
家中を歩き回ったり、時には外へ出たりする事もあった。

俺が小学校卒業した日の深夜に両親が大騒ぎしてた。
親父が車で外へ行き、お袋は近所に居る叔父夫婦へ電話してた。
熟睡してた俺も起こされたが、姉がまた居なくなったってパニくってた。
「ど~せすぐ見つかるよ~」と半狂乱になってるお袋を残して部屋に戻り
ベッドに入って寝直そうと伸びをしながら天井見たら、
姉貴が天井に貼りついてた。

「あ?・・・」訳がわからずそれ以上言葉も出ないまま、天井にヤモリみたいに
貼りついてる姉貴を凝視してた。
姉貴は首を有り得ない角度に回すと俺を見た。
見たというか、瞼は開いていたが黒目がまったくなく白目だけだった。
で、「ニタァ~」と笑った。

多分失神したんだろうけど、翌朝親父に叩き起こされた。
姉貴は家のすぐ裏にあるマンションの駐車場で見つかった。
警察の話では、そのマンションの屋上の給水タンクに登って身を投げたらしい。
親父は泣きながら怒り狂ってた。お袋は放心状態。
姉貴の遺体を見たのは両親と祖父と叔父だけで
葬式の間、1度も棺桶の小窓が開けられる事は無かった。
後に叔父から聞いた話だと姉が発見された時
体はうつ伏せで倒れていたが顔は空を睨んでいたそうだ。
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  1. 2005/06/25(土) 15:14:15|
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