ほんのりと怖い話。

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シャダンキ

もう、20年ほど前の話ですが、踏切事故を目撃しました。
小学校2年生か3年生くらいの女の子が子供用の自転車で踏切を渡ろうとして
踏切のレールの溝に、自転車の前輪がはまり倒れてしまいました。
その弾みで、女の子の片足もレールの溝にはまってしまって抜けられなくなって
しまったのです。
昼間でしたから、周りには人がいっぱいいて、女の子を引っ張る人、自転車を
片付ける人それぞれ助けようとしました。
自転車は簡単に溝からはずれたのですが、女の子の足がどうしても外れないのです。
その内、警報機が鳴り始めたので、その場にいた男の人が、あわてて発炎筒を
炊いたのですが、電車はそれに気づいたのか、気づかないのか、どんどん近づいて
きて、遮断機が完全に下りたころには、助けてようとしていた人も
蜘蛛の子を散らすように、逃げて行きました。
最期に女の子は、「死にたくないよー」叫び、次の瞬間電車に轢かれてしまいました。
情けない話、私は警報機が鳴った時点で、怖くて逃げてしまいました。
後になって人伝に聞いたところでは、女の子の足は溝にはまった拍子に
足首のところで、曲がって折れていたそうで、線路を切断しない限り助ける
ことができない状態だったそうです。
私は、女の子の最期の叫び声は聞きませんでしたし、死体も見てません。
でも、今だ遮断機の音がトラウマになっています。
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  1. 2005/06/29(水) 18:50:28|
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