ほんのりと怖い話。

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カイダン

薄暗い世界に、幅5mくらいの階段が延々と続いていて、そこを一生懸命昇っている。
前をみても延々と続く階段、後ろをみても延々と続く階段で、左右をみても何も見えない。
どれくらい昇ったのか検討も付かない。そんな事を考えたせいか、すごく疲れた。
俺は座り込みながら、今上ってきた階段をしばらく眺めていた。
早く昇らなきゃ…と、立ち上がり、また延々と続く階段を昇り始めた。

ここで目が覚めた。数日後、続きを見た。

また階段を昇ってる。延々と昇っている。

ふと、自分の手を見た。皺だらけの手に驚く。
いきなり老人になっている事に気が付く。
歳のせいだろうな。もう昇れない。もう疲れた。
座ろうと思ったとき、よろけてしまい、階段の上に倒れこむ。
幸い、転げ落ちる事は無かったが、もう起き上がる元気は無い。
夢の中なのに、ものすごく眠かった。
そんな時、どこからか声が聞こえた。女性の声だ。
「もういいのよ。おつかれさま。ゆっくり休んでね。」
その言葉を聴きつつ、夢の中で寝てしまった。

ここで、はっと目覚めた。
たぶん、老人の俺は、その階段で死んだんだろうな。
階段は俺の一生なのかもしれない。
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  1. 2005/07/21(木) 14:06:00|
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