ほんのりと怖い話。

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ボウリング

2年程前、友人とボウリングに行った時のことです。

男2人、女2人のメンバーでした。
行ったのは地元でもまあまあ人気のある巨大ゲームセンターでした。
そのゲームセンターというのはもちろんゲームあり、
他にもビリヤード、カラオケ、ボウリング等様々な遊びが出来る所です。

スコアも上々、盛り上がっていた私達のうちに異変が起きたのは、
ちょうど1回目が全て終わり、2回目の最初の投球の時でした。

最初は女友達(Aとします)が投げ終わり、何本か倒したあと、
なぜか青ざめた顔で戻ってくるのです。
2本ピンを倒しただけでもあんなに喜んでたA子が、どうしたのかな?と思った私は、
戻ってきたA子に声をかけました。

私「どうしたの?気分でも悪い?」

するとA子は言いました。

A子「・・・次、投げるときね、レーンの奥見といて。」
私「・・・?うん、わかった・・・」

周りも歓声やピンの倒れる音などで騒がしい状況の中、
他の2人(もう二人の男友達と女友達)も、
当然の如くアホみたいにはしゃいでいます。

そして私の順番が回ってきました。
勢いをつけてボールを投げ、・・・確か8本倒したと思います。
スプリット、というのは分かるでしょうか?ピンが離れてしまうあの状況です。
こりゃ、スペアは無理かなー、と考えながら、
レーンの奥で処理されるピンを見ていた私の目に、変なものがうつりました。

15mほど離れたレーンの奥は、ボールが吸い込まれる場所で、
投げる地点から見ると暗いですよね?


人間がいたんです。


女でしょう。茶髪にピンク色の服、うつろな目。
上半身しか見えませんでした。
レーンが処理され、ピンが所定の位置にまたセットされると、
コンベアが動いたのか、かき消されるように、
そのまま直立した姿勢で女は消えていきました。

これか。私はA子の方を振り向きました。
おそらく、そのときの私の顔は、
先ほどのA子の顔と同じようなものだったと思います。
A子の隣りに座ると、A子は私に「もう投げたくない・・・」と言いました。
私も同じ気持ちでした。しかしあと数回投げなくては終わりません。
仕方なくA子は気分が悪いことにして、
能天気な男友達がA子の分まで投げる事になりました。
私も数回投げましたが、もうあの女を見ることはありませんでした。

A子は最後まで怯えていましたが、なんとか落ち着かせ、
家まで送ってやりました。
他の2人に、この事は言いませんでした。

スタッフ?マネキン?あらゆる可能性を考えてみましたが、
納得のいく結論は出ませんでした。後日、A子ともずいぶん協議したのですが。

結局、あれが何だったのかは分からず、今現在に至ります。
あの騒音と歓声、やかましい状況のなか、
うつろな目でこちらを見ていた女の顔が忘れられません。
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  1. 2005/06/03(金) 18:30:23|
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